ボディメイク

1990年代にボディビル界で流行ったダイエット、その方法とは?

1900年代に活躍した有名なボディビルダーとして"Dan Duchaine(ダン)"という人はご存じだろうか。

Dan Duchaineは欧米のボディビル界では知らない人がいないほど有名で、以下のような書籍を出している。

Dan Duchaine著

めちゃくちゃバキバキな体だが、この人物は実は本人公認のステロイド使用者。というのも、ステロイドの使用法の本当出したことで有名な人物なのである。

今回は、そんなダンが考案し上記の書籍を刊行することで1990年代に大流行りしたダイエット法を紹介しよう。

5日間のローカーボダイエットと2日間のチートデイを繰り返す

Dan Duchaineの減量法は、" 5日間のローカーボダイエット”と”2日間のリフィード”を繰り返すサイクルダイエット。

「週末は糖質を摂って代謝の低下を食い止めつつ、平日はローカーボダイエットで脂肪を燃やそう」というコンセプトになる。実際に彼が提案している方法は以下の通り。

1.5日間のローカーボダイエット

まず、平日はローカーボで脂肪を落とすのがダン流。

  • 総カロリーは、維持カロリーからマイナス10%
  • 3大栄養素はタンパク質が30%、脂質が70%

まず、TDEEでざっくりと自分の維持カロリーを計算し、”維持カロリー×0.9”がダイエット期間の摂取カロリーになる。

そして栄養素は総カロリーの30%をタンパク質にしたら、残りの70%を脂質に割り当てるという超シンプルなもの。ダイエット期間における糖質は、ゼロという潔さである。

平日はいわゆるケトジェニックダイエットを行うことで、脂肪を燃焼させようという戦略になる。

2.2日間のリフィード

そして、週末は維持カロリーより少し多めに食べることで代謝の低下を抑える。

  • 総カロリーは、維持カロリーからプラス5-10%
  • タンパク質が25%、糖質が60%、脂質が15%

リフィード期間はダイエット期間とは逆で、栄養素の大部分を糖質から摂取することになる。

というのも、糖質は代謝を刺激する作用が強いことがわかっている。なので土日は糖質で代謝を戻すのである。

そして、土日で代謝を戻したら、また5日間のダイエット期間に戻って脂肪を燃焼...と言うように繰り返していくのがダンのダイエット法になる。

まとめ

1990年に流行ったこのダイエット法だが、現代でいう”サイクルケトジェニックダイエット”である。

そして、実はこの方法はダイエットに全然効果的ではないことが最近の研究でわかっている。(下記参照)

なぜ効果的ではないダイエット法を紹介したのか?それは未だにこのダイエット法を信じて勧めてくる人がいるからである。

土日は糖質で維持カロリーに戻すのは賢い戦略だが、ケトジェニックダイエットとの相性は最悪。土日に糖質を摂ってしまうことでケトーシスに入れなくなるのである。

土日に糖質を摂るならバランス食ダイエットをしたほうがいいし、ケトジェニックダイエットをするなら土日も糖質を摂らない方がいい。参考までにどうぞ。