『お金をもらいながらダイエットしたい』
そんなふうに考えているなら、もしかしたら”立ち仕事”が解決策になるかもしれない。
今回は、論文から”仕事内容と消費カロリー”に関する話。
実は、1日の消費カロリーはショップ店員とオフィスワーカーでは”700kcal”も違う。
立ち仕事は、ジョギングと比べてもはるかに高いダイエット効果があるのだ。
ショップ店員とオフィスワーカーは、1日の消費カロリーが"700kcal”も違う
今回紹介するの2018年の研究。(R)
この研究は「仕事内容と1日の消費カロリー」について調べたもの。
座りがちな仕事なのか、立ち仕事が多いのかなどで、NEAT(Non-Exercise Activity Thermogenesis:運動以外で消費するカロリーを調査した。すると、結果は以下の通り。

1番上が農業などの激しい身体活動を伴う職種、2番目がショップ店員などの基本的に立ち仕事の職種、3番目が少しは移動したりする営業マンなどで、下から2番目が座り仕事の一般的なオフィスワーカー。
そして、一番下が椅子に縛り付けられているときの消費カロリーである。
まず、仕事によってNEATが大きく違うのが一目瞭然。
実際にオフィスワーカーを基準としたとき、その差はなんとショップ店員なら1日700kcal、農業や引越しなどの仕事なら1日1300kcal以上も違う。
これだけのカロリーを消費しようと思ったら、ジョギングなら何時間も走らないといけない。
仕事中は空腹を紛らわすことができる上にお金ももらえる。
ダイエットをするにあたって”立ち仕事”は最強の選択肢なのである。
立ち仕事で、お金を稼ぎながらダイエットしよう
もちろん、社会人の人に対して”痩せるかどうか”、つまり”立ち仕事かどうか”だけで仕事を選ぶべきだと思わない。
しかし、アルバイトくらいだったら、座り仕事よりは立ち仕事の方が、ラクに消費カロリーを増やすことができるのでおすすめ。参考までにどうぞ。