服を選ぶとき、何の基準もなしに選んでいないだろうか?
かく言う自分も、服選びに明確な基準など持っていなかった。直感でいいと思った服を買うだけ。
しかし、実は”似合う服”にはちゃんとした服選びの基準がある。どうせお金を払って買うなら、誰しも”似合う服”がいいだろう。
今回は、”賢い服選び”という本から、「本当に自分に似合う服の選び方」をご紹介。
ファッションには疎い人でも、骨格別で考えれば簡単に自分に似合う服が選べるようになるようだ。
似合う服選びには、自分の骨格を知ることが重要
著者曰く、オシャレ重要なのは『定番×キレイめ×似合う』の組み合わせ。
”定番”というのは、例えばジャケットとパンツの組み合わせ、いわゆるジャケパンなどと呼ばれる組み合わせのこと。
そして、2番目が”キレイめ”だが、これは意識している人が多いのではないかと思う。ファッションに疎いからこそ、派手な服を着ている人はそこまでいないだろう。
そして3つ目が”似合う”の部分だが、実はここが一番難しい。
そしてこの”似合う”の部分で基準となるのが”骨格”なのだが、これは3要素の中で、唯一個人差が大きい部分でもある。
というのも、線が細い痩せ型とガタイがよく見える骨太の人では似合う服は変わってくるのである。
ほとんどの人がやっていないと思われる「自分の骨格を知る」という作業だが、実は服選びにおいて何よりも重要。
骨格は体型と違って生まれてから死ぬまで変わることはない。自分の骨格を一度診断しておけば、この先ずっと賢い服選びをすることができるのである。
骨格別:似合うアイテムやサイズ例
そんな重要な骨格だが、本書では骨格は3パターンに分類されている。
- ストレート:筋肉質で上半身に重心がある
- 『キレイめ×ジャストサイズ』が似合う
- シンプルなジャケット&シャツ&革靴&スラックス
- ウェーブ:細身で痩せ型
- 『ワンアクセント×コンパクトサイズ』が似合う
- 細ボーダーのトップスに細身パンツ
- ナチュラル:骨が大きく筋張っている
- 『カジュアル×ゆったりサイズ』が似合う
- カジュアルなツイードジャケット&大きめのシャツ&ゆったりデニム
骨格によって似合う服の系統は180度違うことがわかる。さらには、骨格によって似合う素材やTシャツのネックタイプすら違うんだとか。
ちなみに、これらはあくまで『キレイめ×定番』を抑えた上でのアレンジということもポイント。
ナチュラルタイプはゆったりデニムなど他のタイプに比べたらカジュアル寄りではあるが、カジュアルすぎないようにし、清潔感と大人の上品さは損なわないようにするのが重要なのである。
まとめ
本書には、骨格診断だけでなく、パーソナルカラー診断も載っている。
そして、一番のポイントはたくさんの実例が載っていること。
この本を1冊手元に置いておくと、服選びがずっと賢くなります。
こ服の色や素材までイメージを持ってから服選びができるようになるので、服選びがずっとラクになっただけでなく、つい何となくで買って後々着なかった、みたいな服を量産することもなくなった。
服選びでお困りの方は、是非本書に一度目を通してみてはいかがだろうか。